食虫文化について考えた。

すっかり暖かくなって、暖かいを通り越して、暑くすらなってきましたね。
今年の冬は長かったし、駆け足で暖かくなってるのかもしれませんね。

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花も咲いたり。

で、タイトルの話です。
たまたまと言うか、僕は海のない数少ない県で生まれ育ちました。
岐阜県ですが。
で、今みたいに物流が整った社会になるまでは、やっぱり海がないってことで、動物性のタンパク質が不足しがちだったみたいで。
で、虫を食べる文化が残ってたりします。

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「へぼ」とか。

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「イナゴ」とか。

とはいえ、僕もほとんど食べたことはありませんし、自宅の食卓に虫料理が出たこともありません。
というか、日本中でも「虫を食べる文化」ってそんなに無い気がしませんか?
例えば、正月に餅を食べるみたいな文化はずっと残ってます。
土用の丑の日にうなぎを食べるとか。
でも、季節によって虫を食べるなんてイベントは、地方地方にはあるかもしれませんが、少なくともうちの地元にはありませんでした。

そう考えると、虫を食べる食文化のある海外に比べ、日本は食べ物に恵まれてたってことなのかもしれませんね。
日常的に虫を食べてたのなら、虫に関する調理法がもっとあっても良さそうですし、テレビの罰ゲームで虫を食べさせられるなんて企画に、えーーーって思ったりもしないでしょう。

多分。

何気に移動中に休憩に寄った地元の高速パーキングで見かけた虫料理(?)から、いろいろ考えて、日本の食物の豊かさに感謝した今日この頃でした。

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