参議院選挙が終わりましたね。
結果は色々な人が当選したり、落選したり。
まぁ、民主党のお通夜っぷりが、前回の選挙と比較するとすごい暴落だなーとか思いましたが。
その中で、個人的に注目してたのは、元和民の会長職だった御方。
まぁ、ネット上での叩かれっぷりはすさまじかったですし、実際出口調査でもかなり苦戦していたようです。
事実、昨日寝る前までの状況では、ほぼ落選と伝えられてた程だったのですが。
安心して寝て起きたらまさかの当確!
漫画か!?と思うような見事などんでん返しでした。
何でこの人の当選がイヤなのか?については、「ワタミ ブラック」あたりでぐぐれば山ほど情報が出てくるので割愛しますが。
それとは別として。
個人的には、政治家って結構大変な仕事だと思うんですよ。
例えば、うちの実家は僕が子供の頃に親父が起業して会社やってましたが。
やっぱり、従業員を責任もって食わせて行くとか、職場環境を良くするとか、そういうのってかなり大変な話だと思うのですよ。
これが、1つの会社規模(しかも零細企業)でも大変なのに、国家規模になったら、相当大変なことが予想できます。
また、国会議員が独裁政治するわけではないですから、あれやこれや色々な方々と折り合いをつけつつ、問題を解決してより良い社会を創りあげていく・・・。
どう考えても簡単にできることではありません。
そんな大変なことを、その道の勉強をずっとしてきたわけではない、何なら規模の小さい「会社」というレベルでも、法律をちゃんと守らず、過労死者まで出しちゃった人が、
「なんで俺だけわーわー言われなきゃあかんの?」
的な考えでいらっしゃる人が、もっと大きな「国家」レベルの舵取りをしていくのに、どうして賛同できるでしょう?
もちろん、ワタミの人だけじゃなくて。
そのほか、元タレントだったり、元プロレスラーだったり、何でもいいけど、元々の本業だってそれなりに努力して苦労して頑張ってただろうに、政治の勉強ってその片手間にできるレベルなの?
もしくは、本業だった仕事辞めた後に始めても何とかなる程度のもんなの?
国家を運営していくのって、そんなに簡単なもんなの?
だったら、そんなに高い給料出すのはそれこそ税金の無駄だからさ。
高校生のバイト代程度で働いてよ。
本業の片手間の勉強で何とかなるような議員さんたちが当選するなら、そんな質の議員には相応しいことしか出来ないようにしてよと思うのは変なんだろうか?
もちろん、政治の道に邁進する、元タレントや元弁護士とかもいるのでしょうが。
何か、そんな途中からの勉強やOJT(仕事しながら現場で勉強する。習うより慣れろ的なやり方)で何とかなるようなものじゃ無いと思うのです。
だから、今回ワタミの人が落選濃厚ってなったときには、
「あー、まだ日本国内の民意はまともなんだ」
と、少しは安心できたのですが。
ほんと、これからどうなっちゃうんですかね?