命の境界線

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攻殻機動隊なんかを観ると、「命」の定義とかを考えます。
例えば、事故や病気で足を失って、それを機械で補った場合。
これは普通に「命」はそのままですよね。

じゃあ、人工心臓が出来て、人工の胃が出来て、人工の腸が出来て。
人工の筋肉、血液、血管、細胞、そして脳。
すべて人工の臓器で置き換えられるようになった場合。
それは人間なの?「命」はあるの?

で、そんな臓器が作れるようになったなら。
すべての臓器を使って、人間とそっくりそのままのロボットも作れるわけで。
外見は、人間が全部を人工物に置き換えた姿と全く変わらないロボット。
このロボットと、人間。
違いはあるんでしょうか?

いやいや、ロボットは人間みたいに考えたりしないし…、というのも違うと思います。
『コンピュータは考える』
少なくとも、人間がプログラムさえしてやれば、その範囲内では考えます。
だから、人間そっくりに思考するプログラム、もっといえば、自分とそっくりに思考するプログラムなんてのが作れたら、そしてさっきのロボットにインストールしたら…。
それは命なんでしょうかね?

とかとか、まだまだアニメやお話の世界ですけど、いずれそんなことを真剣に議論する日がくるのかもなー。

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