とある格安商品をいろいろと取り扱ってるお店で、DVD-Rを買ったんですよ。
うちにある、PS-Xの中身のデータが一杯になってしまったので、いるデータは焼いて、いらないのは消して、空きスペースを作ろうと画策したわけなんですが。
焼いても焼いても、ぜーんぶ失敗。
全て、「書き込みに失敗しました」のエラーメッセージ。
うーん、10枚1280円のディスクは安すぎたか?(^^;
他のは、全部5枚で1000円弱とかだったもんなー。
異様に安かったもんなー。
でも、さすがに全然焼けないのはマズイっしょ?と思って、買ったお店にクレーム電話をかけてみることに。
このクレーム電話って、受ける側になったことある人はわかると思うけど。
かなりイヤなものなんですよ。
まぁ、嫌なことがあって怒ってる客から電話かかってくるわけですから。
悪意をビシバシぶつけられるわけですから、イヤなものに決まってますけど。
SIGも、学生時代は某大手の鷹がトレードマークのスーパーでレジをやってたんですが、これまたクレームが多かった。
ちなみに、多かった内容としては、
・怒ってるみたいで怖い
・男がレジをやってるのはどうかと思う
・他の店員とおしゃべりしている
という3つでしたが。
レジの時は、本気で怒りながら打ってたんで、実際怖かったと思われます。
男がレジをやってるどーのこーのって、明らかに男女差別です。
他の店員としゃべってるのは、雑談もありますが、大半は指示です。
なぜかバイトなのにリーダーみたいな状態になってましたから。。。
という、事情を説明すれば、こっちが一方的に悪いわけじゃないことなのに、ディスカッションしたくても、相手は誰かわからず、こちらの声は届かない。
そして、思いっきりぶつけられた悪意は、どん底まで凹むのには十分なもの。
といわけで、バイト時代は客のクレームに幾度となく凹んだ経験があるんです。
だから、よっぽどのことが無い限り、くだらないことでクレームはしないんですが。
さすがに商品の欠陥に対しては、クレームしないと金がもったいない!と。
S「あのー、さっき買ったディスクが焼けないんですけど。」
店「えーっと、どういった商品でしたか?」
S「カゴに入ってた、10枚1280円のディスクなんですけど。」
店「そうですかぁ。まことに申し訳ありません。交換させていただきます!」
S「いえいえ、同じ商品だと不安なので、差額は払うんで、違う商品に変えて欲しいんですが。」
店「わかりました。大丈夫ですよ。それでは恐縮ですが、ご足労いただけますか?」
という非常に気持ちの良いやり取りがあったんです。
もうね、この店員さん、すばらしい!と思いましたよ。
というか、店がすばらしい。
こうやって、一人一人の店員が、気持ちの良い対応ができるように、教育もしっかりと行き届いてるんでしょうね。
実際には、細かいところは省略してますが、最初はSIGもケンカ腰でしたからね(笑)
学生時代の自分とは大違い(^^;
素敵なお店だなー、今度からもぜひぜひ利用させていただこう!と笑顔で電話を切ったわけです。
で、今日は名古屋港の花火大会だったんで、花火を見に行った後で、お店に寄ったんですよ。
商品交換してもらおうと思って。
で、その辺にいた店員さんに、電話に出た人を呼んでもらおうと思ったら、今日は帰っていたらしくて。
別の担当が対応してくれました。
S「このディスクなんですけど。」
店「お客さん、DVDって、プラスとマイナスがあるけど、大丈夫ですか?」
S「(は?)え、えぇ、確認してますけど?」
店「基本的にねぇ、こういう交換って、あんまり応じないことにしてるんですよ。」
S「(むかっ)はぁ、そうなんですかぁ。」
店「何度も交換させられて、結局お客さんの勘違いって、よくあるんですよねー」
S「・・・・。(プチッ)」
もうね、さっき誉めたの取り消し。
この店の教育が良いんじゃなくて、さっきの店員が、偶然良いスタッフだったんだ。
少なくとも、この店員はあきらかに最悪。
ものの言い方ってもんがあるだろー!!
客=エライとは思ってないけど、あんたクレーム処理してるんだよ!?
S「・・・ということは、このお店としては、使えない商品を売って、クレームをつけられるのは迷惑だと?」
店「え・・・?」
S「不良品を売りつけておいて、それに対して、『使えないから交換しろ』というのは迷惑だから、二度と来るなと、そう言いたいわけですか?」
店「い、いえ、決してそういうわけでは・・・」
S「基本的には応じてないんでしょ?迷惑だっていう言い方で、そんなこと言われりゃ、そう取られても仕方ないんじゃないですか?」
店「す、すいません・・・。」
S「大体、そちらの商品が不良品だったことで、こっちが不快な気持ちにさせられてる上に、わざわざその商品を取替えに、店まで来てるんですよ?本来だったら、謝罪が先なんじゃないんですか?」
店「わ、私の言い方が悪くて、誤解をさせてしまったかもしれませんが・・・」
結局、これだけいろいろやり取りがあったにもかかわらず。
店員は言い訳をするのみで、謝罪はなし。
あのね、別に文句をつけたいわけじゃなくて。
一言、謝罪すればいいだけじゃん。
SIGも大人気ないかもしれないけどさ。
相手がバイトだったらそこまで追及もしなかったかもしれない。
でも、明らかに相手は社員。
社会人になってからというもの、給料をもらって仕事してる以上、そして自分で選んでその職業に就いた以上は、プロ意識を持つ必要があると思ってます。
確かに、客相手の仕事は大変でしょうし、クレームの処理の辛さも知っています。
でも、それを自分で選んで就職したんでしょ?
その覚悟も無く、一人前のフリをして給料をもらうな!!
結局、最後まで謝罪の言葉はなし。
よっぽど上司でも呼んで、謝罪をさせてやろうかとも思いましたが。
そこまで大暴れしたところで、メリットは自己満足程度。
本当だったら、注意されて店員の意識向上・・・と言いたいところですが、明らかにこういうことで学習しそうなタイプでもなさそう。
まぁ、周りのお客さんたちも、完璧にギャラリーになってくれてたわけだし。
この店員さんの態度のせいで、信頼という大きな財産を失ったわけだから。
そう思って、これ以上の言及は諦めました。
今は、ディスカウント、値引き、価格破壊。
とにかく値段が安ければ儲かる!!っていう風潮ですが。
個人的には、多少高くても、知ってる人、仲の良い店員さんがいるお店で買い物しがちだし、そっちの方が、安心できるから、満足度も高い。
値段だけにおんぶに抱っこ。
接客態度をおろそかにしてる店は、きっと気づいたときにはどうしようもないくらい、大切なものを失ってると思うよ。
・・・だって、SIGが働いてたところ、店員教育がアバウトだったせいか、あっという間に潰れちゃったもん(^^;
こんなことあったっけ?と思いながら読んでたら思い出した。
結構この手のクレームは、わざわざ言いに行きません。
面倒だし、トラブルになっても嫌だし。
だから、こんなケースが起きても、たいていは、あーぁ、安いの買って、失敗したなーっていう程度です。
この時は、たまたま気が向いて、レシートから番号拾って電話して。
そしたら応対してくれた人がたまたま良い人だったので、ノコノコ出向いたのがダメだった。。。
ただ、客観的に読んでみると、偉そうなこと書いてるなぁ。
おまえ、何様やねん?と(笑)
当時、よっぽど怒ってたんだろうなぁ。。。
その割りに、どの店なのかを匂わせるようなことも書いてないですが。
(今なら絶対書いてるだろうから。)
2007年08月31日 11:50 追記