今日は実家に帰ってきてるんですが。
幸いなことに、実家とアパートって、そんなに離れてないんですよ。
車で1時間ちょっとくらい。
だから、ちょくちょく帰ったりしてるわけです。
で、うちの両親。
まぁ、先日の日記で結構ありえないエピソードとか書いてしまって、サイトバレとか、かなりやばい状況なんですが、実家で自分のサイトを見てて、更新してるところを母親に覗かれたりとかしてましたからね。
もう、自分の命も風前の灯状態です。
こんな時でも、ネタとしておいしいかも!?とか思っちゃう自分の脳みそをどうにかしたい。
というか、もう泣きたい・・・。
というわけで、実家からの更新です。
うちの親父なんかは、SIGに輪をかけて、新しいもの好きな人間でして、流行には超が付くほどの敏感なヤツです。
DVDデッキも、かなり初期に飛びついて買ったため、現在では旧式すぎて、誰も持ってないようなものを大事に使っています。
ちなみに、当時で20万くらいしたらしい。
ハードディスクも付いてないのに。。。
まぁ、そんな親父のおかげで、SIGもパソコンを自分で買わなくても、すぐに親父のお下がりが出来たりしてて、ありがたい状態ではあったのですが。
困ったことに、こういう買い物だけで済めば良いものを、うちの親父、ちょっと前にやたらと世間で流行になった、SASとかっていうのにも乗っちゃってたらしいんですよ。
SARSだったら大騒ぎですが、SASって、えーっと、「睡眠時無呼吸障害」とかっていうヤツ。
何か、JRの運転手が駅を通り過ぎたとか、パイロットがちょっとの間寝てたとか、世間を騒がしたじゃないですか。
寝てる間に、無意識に呼吸が止まるから、睡眠が浅くて熟睡ができず、昼間にいきなり眠くなるっていうやつです。
あれにかかってるらしくて、今はその治療で、寝てるときに酸素吸入器みたいなのをつけて寝てるんですよ。
もう、機械でムリムリと酸素を送り込んでる状態。
これをするようになってからは、快眠快便。うん、後者は関係ないんだけど、元々昼寝をしないとまともに仕事ができなかった人間が。
今ではバッチリとさわやかにお仕事できるんだとか。
やっぱり、病気って怖いですよね。
まぁ、そんな親父にとって、酸素吸入器はかなりの生命線。
昨年、いとこの結婚式で群馬まで行ったんですが、そのときもしっかりと携帯してて、一緒に寝たSIGとしては、かなり不気味な光景を見させていただいたものです。
もうね、海外旅行とか行くときも必ず持っていくし。
ある意味、自分の妻よりも大事な存在。
夜寝るときは必ず一緒だよー!!っていうくらいの溺愛っぷりです。
ところが。
ここ最近、愛すべき吸入器ちゃんの様子がおかしい。
何かね、鼻に当てる部分が、異様に臭いらしいんですよ。
原因不明な異臭騒動ですよ。
何せ、その吸入器ちゃんを鼻に当てて、一晩中寝るわけですから。
そこから異臭がするとなれば、一晩中異臭の中で眠ることを強いられるわけです。
これは、親父も大変不愉快。
ただ、それ以上に原因が気になります。
たとえばね。
カビが生えてるとか、よだれとか、鼻水とか。
汚いですけどね。
そういったものだったら、原因もわかるし、洗浄すればいいことじゃないですか。
ところが、洗浄してもしても、かならず翌日には臭くなってる。
徐々に臭うようになるんじゃなくて、いきなりトップスピードで臭くなるらしくて。
もう、親父にとっては、非常に死活問題にまでなってきちゃったわけですよ。
うちの親父は、もう年寄りなんで、朝も5時前とかに起きるらしいんですが、母親の方は親父よりも1時間くらい長く寝てるらしいんですよね。
まぁ、そんなに朝早く起きても、何もすることないですし、子供もみんな巣立ってますから、母親も気楽なものです。
さらに、うちには弟が飼い始めたポメラニアン(犬)のゴンちゃんが1匹おりまして。
夫婦の寝室で一緒に寝させていただいているわけです。
弟は大学の下宿で一人暮らしで、連れていけないですからね。
このゴンちゃん。
まぁ、親父のことを大変恐れておりまして、絶対服従。
小さい頃に、しつけという名で、散々厳しい扱いを受けたことが、トラウマになっていると思われるんですが。
だから、夫婦の寝室でも、親父が部屋にいると、もう隅っこの方で、おとなしく寝てるわけですよ。
それこそ、遠慮しまくり、居候状態です。
ところが、親父が出て行くと。
まぁ、ジャイアンがいなくなったスネ夫状態。
親父が寝ていた布団の上を、自分が寝やすい快適な状態になるように地ならしをして。
そして、思いっきり寝そべるんだそうです。
これは、うちの母親だけが目撃している秘密らしいんですが(笑)
ところがね。
ある日、母親が寝ぼけ眼で何気なくみていたら。
どうやら、最近のゴンちゃんは、寝床を奪って寝そべるだけじゃ、復讐心を満足させられないのか。
うん、何か吸入器の鼻の部分を、思いっきりペロペロ舐めてたらしい。
まぁ、親父の最愛の吸入器ちゃんの鼻に当たる部分を、なぜにゴンちゃんがペロペロ舐めるのか、真相はわからないんですが。
どう考えても、親父に対するささやかな復習だと思えてなりません。
うちの親父は、相当困ったのか、真剣な表情で、「これは舐めてはいけません!」と必死に教え込んでたらしい。
それを理解してるのか、どうなのか。
どっちにしても、きっと明日の朝も、ゴンちゃんは吸入器をペロペロ舐めると思う。
うん、ゴンちゃん大好き♪
そんなゴンちゃんですが、今年のお盆に瀕死状態に陥りました。
今は黄泉返りまして、この間帰省した時は元気でしたが。
癌になってしまっているらしく、どちらにしても長くはないようです。
もう15年くらい生きてるからなぁ・・・。
それでもやっぱりさみしいですね。
2007年09月01日 16:47 追記