戦友よ、安らかに眠れ

いよいよ木曜日。
週末はオフで大阪へ行きます。
それだけが楽しみでなんとか今週を乗り切っています。SIGです。こんにちは。
仕事の状況がかなり微妙なのですが(^^;
そう、今日はその仕事中に大事件が起きたのですよ。
いや、他人からしたら、大したことじゃないのかもしれませんが、僕的にはかなり大したことです。
もう、大事件と言わざるを得ない。
何せ。
あの辛いサウジ出張も。
今年の年明け早々に行った中国出張も。
一緒に頑張って戦いぬいた、戦友が。
突然、死んでしまったのです。

スーツのズボンが。


いやもう、これ全然笑いごととかじゃなくて。
普通に常用してるスーツですよ。
そりゃもう、安物ですし、かなりくたびれてますよ。
毎日使ってりゃ、そりゃくたびれもする。
それでも。
いきなり職場で破れなくてもいいじゃん。
ほんともう、何で職場なのかと。
順を追って説明するほどのことでもないですが、説明しておきますと。
寝不足というわけでもないのですが、午前中とにかく眠くて。
昼休み、食事に行く前に30分ほど仮眠したのですよ。
自分の机につっぷして。
で、かなり熟睡してて、同僚に起こされて。
起きてみたら、めちゃくちゃ足と手がしびれてて、洒落にならないくらいビリビリでした。
立ち上がろうとして、足がカクンってなりましたからね。
んで、同僚たちと一緒に階段を降りてたら、
「あれ?SIGさん、お尻破れてますよ?」
と、突っ込まれました。
うん、寝てる間に破れてたっぽい。
朝、着替えた時も、その後も、特に破れた感覚はなかったので。
おそらく熟睡してる間に、破れたのだと思いたいところ。
もちろん、お尻が破れたからと言って、それを理由に帰るわけにもいきませんから。
普通に午後も仕事してました。
えぇ、お尻が破れたままで。
どんな羞恥プレーだ?
で、定時早々に帰ろうと思ったら。
サウジ現地に出張中の僕の天敵から電話が。
「緊急で対応してほしいんだけど・・・」
はい、残業決定ー。
お尻破れたままで。
もうね、半ばやけくそですよ。
どこの世界に、尻が破れた中間管理職がいるのだ?と。
一応、下っぱのショボイ名ばかりとは言え、仮にも管理職ですよ。
それが尻破れてるとか、ありえない。
こんなんじゃ、部下もついてこない。
お客さんも信用してくれない。
僕なら信用しない。
さすが天敵。
やることなすこと、僕を泣かせることばかりだぜ。。。
そう思いながらも、緊急と言われれば、急いで対応するしかありません。
遠い異国の地で困る状況を、僕は知ってるから。
「で、これどれくらい緊急なんですか?1時間以内とかですか?」
「いや、そんなに急いでない。俺が見つけただけだから、今週中とかにめどがつけば・・・」
お前な、こっちは尻が破れとるんだぞ。
お前の緊急レベルと、こっちの緊急レベル、どっちが上だと思っとるんだ!?
もう、サウジに骨をうずめてこい!!!
などともちろん言うわけもなく、
「それじゃ、明日にでも調べて、調査結果を報告します。」
と伝えて、お尻が破れたままで帰りました。
幸いにも、帰り道は車だったので、羞恥プレーは免れましたとさ。

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