また、ひどい事件がありましたよね。
小学生が、同級生を学校で殺害してしまう。。。
まだ、詳しいことはわかってないみたいですが、どうやらネットの書き込みが、トラブルの原因らしく。
お互い、仲良しだったはずなのに、ほんの少しの歯車のズレが、二人の人生を台無しにするほどの事件へとつながったみたいです。
やっぱり、衝撃的なニュースだったのか、あちこちで議論されてるようですが。
その中でも気になったのが、法務省のコメントで、、「小学生は想定外。改善、更生に効果的なノウハウもない」というもの。
おぃおぃ・・・って思いました。
あのね、ノウハウなんて、あるわけないじゃん。
というか、ある方が、本来だったら異常なことだと思わないのかなぁ?
ノウハウってことは、過去に同じような事件を起こした前例があるっていうことと、それに対応した実績があるということ。
つまり、似た事件が再発してるからこそ、ノウハウが活かせるわけであって、本来だったらノウハウなんて活かせない方が良いはずだし、みんなそうするために、教育も、防犯も、努力してるんじゃないの?って。
SIG自身もそうだったけど。
理性っていうのは、成長しないと、なかなか有効なブレーキにならない。
道徳・倫理。
いくら教育で、良いこと・悪いことを教えても、激昂してしまったり、本気で腹立たしいことがあったら、簡単に理性なんて吹き飛ぶ。
そして、間違いを起こして、あとから後悔して、反省して、成長につながるんだと思う。
過去に何度も書いたことがあるけど、SIGは中学から高校の半ばくらいまで、いじめられることが多かった。
しかも全寮制の学校に入っていたおかげで、学校が終われば逃げられるというわけでもなく、一時期は本当に辛かった。
自分の命を絶とうと思う瞬間もあったし、いじめている相手を、本気で殺してやりたい!と思ったこともあった。
その気持ちが高まっている瞬間に、もしそこに相手を殺すことができるもの、ナイフ1本でもあれば、ひょっとしたら、SIGだって殺人者になっていたかもしれない。
そこに、ナイフという、歯車を狂わせるきっかけが存在しなかったおかげで、今のところ、SIGの人生の歯車は、何とかまともに動いているらしい。
ニュースの記事で、凶器となったのはカッターナイフだから、持ち込みの禁止などの対応も、取りづらいというものがあったけど。
それこそ、「くさいものにはふた」的な考えで、大きな間違い。
火に近づいたことが無ければ、その熱さも知らずに、平気で火に手を入れようとするかもしれない。
一度でも、火の熱さを体験したことがある人間は、慎重に火と接するようになる。
学校っていう限られた社会で、危険なものを全部取り除いて、気ずつかない、痛みも無い世界で成長した人間が。
痛みだらけの社会へ出て、危険なものの危険性もわからずに、簡単に他人を傷つける。
「犯罪の低年齢化」
どうしてなんでしょう?若者に何が起こっているのでしょう?なんて寝ぼけたことを言う前に。
自分達が作り出した社会の責任を、みんなで取って、みんなで早く方向修正しなきゃ、いけないでしょ?
これ以上、被害者・加害者という、犠牲者を出す前にさ。
当時は偉そうなこと書いてたなぁ(^^;
基本は今でも変わりませんけどね。
こんな事件もあったなぁ。
これから3年。
加害者の子は、更生できてるのかなぁ・・・?
2007年08月30日 00:10 追記