まじめーな話

一昨日の日記で、犯罪の低年齢化なんていう、難しいお話をしましたが。
今日も、ちょっと似たような話。
「教育」っていうものは、時代と共に変わるもの。
実際、SIGが受けてた授業内容と、弟が受けてる授業の内容は微妙に違っていたりします。
4つしか離れてないのに。
でね。
そういう流れの中で、いろいろと昔から伝わってきたものが廃止されたり、無かったことにされたりすることも多々あります。
例えば、「ちぶくろさんぼ」のお話。
SIGが保育園に行っていた頃、この話が大好きで、特に木の回りをぐるぐるとすごい速さで走ると、動物がバターになってしまうくだりなんかは、もう楽しくて仕方がありませんでした。
いつか、アフリカに行って、自分も同じことをやってやるゾ!と、チャレンジャー精神剥き出しにしながら、夢一杯に同じ本を何度も何度も読み返したり。
ところが。
これは、差別につながるということで、廃止に。


他にも、イトコのところに小さい子どもがいるので、おばあちゃんの家には絵本がたくさん転がっているのですが。
桃太郎なんかだと、鬼退治したあとの財宝を、わざわざ元の持ち主に配って歩くという配慮が付け加えられてたり。
確かに、そういうことって、大事なのかもしれないんです。
大事なのかもしれませんが。
すると、何か?
小さい頃、ちぶくろさんぼを読み、百田呂は、鬼胎児したあとの財宝を強奪したっていうお話を読んで育った、SIGや、それ以前の人間は。
人間差別しまくりの、一歩間違えれば犯罪も犯しちゃうぜー!っていう、どうしようもない悪人だと。
そう言いたいわけかい?
一番納得いかないのは、そうやって決断をした大人たちは、昔その絵本のお世話になって育ってきたはずなのに、もう、恩を仇で返すようなものだよね。
絵本や物語が情操教育に大きな影響を与えることは事実だろうけどさ。
自分達の情操教育は間違っていたと、ホントに思うのかな?
少なくともSIGは。
ちびくろさんぼを読んだからと言って、差別するような人間が育つとは思えない。
桃太郎が、鬼が島で鬼胎児をした後の財宝を、おじいさん・おばあさんの所へ持って帰ったところで、強盗が育つとも思えない。
そもそも、そうやって過保護に大事に育ててる現状の法が、犯罪率も増えてるし、わけわかんない事件が多いじゃないの。
痛み、苦痛、苦み、辛さ。
そう言ったものから、とにかく守って守って守り抜いて。
そうやって育った子どもたちが、オトナになったら、今度は誰が守るの?
可愛い子には旅をさせろ
この言葉は、今の日本社会に、とても重要な言葉のような気がします。
あー、真面目な日記を書くと、肩がこる・・・。

まじめな話と言っておきながら、誤字が酷すぎる(笑)
「ちぶくろさんぼ」って・・・
「百田呂」って何だよ?(^^;
今じゃ、ちびくろさんぼも復刻して、続編もできてますよね(確か)
あれもダメ、これもダメから、少しはマシになってるのかな?
2007年08月30日 00:20 追記

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