※某所に書いた過去日記の転載です。実際の日時とは異なります。
十年以上ぶりの献血。
前回の献血は、高校生の頃ときたもんだ。
まだ、未来に夢見て、全寮制の学校で生活していたあの頃。
まさか、30越えても独身で、フラフラしているなんて、あの頃には思わなかったよなー。
などと、思いを馳せつつ、受け付けをします。
中に入って思ったのは、ものすごく綺麗。
そして快適。
温度も湿度も。
受け付けは、用紙に必要事項(住所や年齢等)を記入します。
あ、今回は献血カード(だったかな?)を持たずに行きました。
前述の通り、最後の献血から十年以上。
前のカードはとっくに紛失というか、そもそもカードなんてもらったっけ?
で、書いてから、しばらくお待ちくださいと言われて、椅子に腰掛ける。
その時、ジュースは飲み放題だそうです。
おかしも。
ジュースは、紙コップの自販機があって、お金入れなくても大丈夫な状態。
おかしは、目の前のテーブルに、カゴにごっそり入れてあります。
で、待ってると。
なんと、十年以上前の情報が、ちゃんと残っているとのこと。
あら。
生年月日と名前だけで、ちゃんと特定できるのね。
しっかりと、懐かしい全寮制のころの住所が載っていました。
で、その確認が終わったら、今度は Yes/No 形式で、いろいろチェック。
あと、ついでに血液検査するかどうか。
HIVとかの検査も一緒にやってくれるそうです。
せっかく無料でやってくれるとのことなので、全く身に覚えはありませんが、お願いしておきます。
そして、体調は良いかとか、ここ数日以内に薬は飲んだか、輸血経験の有無や海外旅行の経歴等々のアンケート。
ここで、先程気にしていた、サウジアラビア。
こっちはまったくのスルー。
むしろ、大学時代に行った、タイの方が、しっかり聞かれました。
バンコクですか?とか、滞在期間は?帰国後の体調は?みたいな。
とにかく、サウジがスルーだったので、ちょっと安心。
そうすると、何か面白いことを聞いてみたいと思うのが人の性じゃないですか。
なので、最後のチェック項目。
次の問いのうち、どれか1つでも当てはまりますか?
・過去1年以内に、不特定多数との性的接触がある
・過去1年以内に、不特定多数との性的接触がある相手との性的接触がある
・過去1年以内に、(男性のみ)同性との性的接触がある
・肝炎と診断された
・HIVウィルス保持と診断された
ちょっとうろ覚えですが、このような内容。
どれもまったくありませんが、Yes にしてみました。
いや、性的接触ってどれだけかわからないじゃないですか。
あと、肝炎とかHIVとか、検査してないから、診断されようがないじゃないですか。
疑わしきはじゃないですが、自信満々に、「No」と答えて、あとから「あなた、肝炎ですよ?」とか言われたら、悲しいじゃないですか。
とか、そこまで考えたわけでもないですが、何となく、自信満々にNoって言えない項目だなーと思って、一応Yesに。
そしたら、何か別室に通されまして。
担当のお医者さんと直接問診ですよ。
「あのね、これ、実際どれがYesなんですか?」
いやいや、プライバシーとかは?とか思いつつ、
「えーっと、自分が性的接触を持った相手が、過去1年以内に不特定多数との性的接触があったかどうかわからないので、一応Yesにしておきました」
と答えておきました。
残念ながら、性的接触の事実はありませんが。
そうすると、
「ふーん。じゃあね、疑わしい人は、お願いしないことにしてるの。だからね、今日は無理ってことになります。」
と。
いや、実際はもう少し高圧的というか、威圧的に言われましたが、セリフはソフトに変えました。
イラッとしたし。ソフトにしてもイラッとするけど。
なので、
「いや、だって相手が仮に、この1年以内に恋人と別れて、僕と付き合い始めたら、相手が特定されてないでしょ。」
と言うと、
「そういうのは、“不特定”じゃないから問題ないの。」
と。
いや、多数じゃん。
確かに、特定多数かもしれないけど。
じゃあ、特定100人と性的接触を持った人と、不特定2人と性的接触を持った人で、前者の方がOKで後者がNGってことかい?
などなど、反論はパッと浮かびましたが。
「はい、じゃあOKってことで。○○さん、これ問題ないから、お願いしますわ。」
と。
あ、これ扱いだ。
いや、こっちから
「献血させてください!お願いしますから僕の血を抜いちゃってください!!」
なんて言ってるならまだしも、何であなたはそんな上からなのよ?
とご立腹状態ではありましたが。
まぁ、いっかー。
揉めにきたわけじゃないし・・・。
お医者さんも、俺みたいな面倒な人が何人も来たんだろうなーとか、自分の中で納得しておきました。
なので、みなさんも。
何人と性的接触を持ってても、特定した人であれば問題ないらしいです。
あ。
今思えば、「性的接触って、どこからが性的接触かわからなかったので、Yesにしておきました」って言っておけばよかったか!?
そっちの方が、面白い展開に・・・。
脱線するから長くなるんだな。
んで、さっきお願いしたHIVとかの検査用だとは思いますが。
献血前に、健康診断の時のような採血をされまして。
右腕から。
これはあっさり終了。
いよいよ献血です。
さっきの採血が右腕からだったので、自然と左腕からの献血になります。
豪華な椅子に座りまして、ぼへーっとテレビを観ていると。
若い看護婦さんが、いそいそとやってきて、左腕を消毒→献血開始となりました。
が。
何か調子がわるいのか。
血圧がたらないのか。
看護婦さんは、「私の針の指し方が悪かったんです。すいません」と言っていましたが。
とにかく、血が出ない。
もう、全然出て行かない。
事前に見てた案内だと、400ml 献血するのに、5〜10分って書いてあったのに。
10分過ぎてもちっとも終わりません。
手を強く握ったり、開いたりしてくださいと言われて、やってみるも、ほとんど変わらず。
看護婦さんが、左手の皮膚を引っ張って、針の角度を変えると、少し出がよくなるようなので、そのまま看護婦さんにガッツリ20分近く。
腕を握られてました。
そんなこんなで、なんとか献血も終了。
スタンプカードと、歯ブラシをもらいまして。
あと、水分を採ってくださいと言われるので、ジュースを追加で飲みまして。
流石に400ml抜くと、多少疲れた感じがするので。
ここで、大須を離脱して、帰宅しました。
帰宅後、御飯食べて、mixiに日記を1つ書いて。
続きを書こうとしたところで意識消失。
そのまま朝までぐっすりでした。
こりゃ、前日睡眠不足だったこともあるけど、血抜くのって、結構体力の消耗があるな・・・。
ちなみに、献血翌日の今日は、特に何も違和感はありません。
別に疲れやすいとか、そういうのもないし。
次に献血できるのは8月らしいですので、血液検査の結果に問題がなければ。
また、次も受けてみようかなーと思ってます。
というわけで、まとめ。
耳かき屋さん:たぶんもう行かない。
献血:たぶんまた行く
以上。