姉さん、事件です!!

徹夜明けで、福井の方まで遊びに行ってきたんですが。
何年ぶりかの福井。
それに、海!!
山の人間にとって、海は素敵ですな。
まぁ、その辺は取りとめもない話になっちゃうんで、割愛しまして。
徹夜踊りのダメージやら、そのまま仮眠程度の睡眠で、長距離運転して福井まで行ってみたりと、フラフラな状態で帰宅したわけですが。
夜、アパートに帰って来てみると、エレベータ降りたところに、大家さん(カタギじゃないっぽい)と、おばちゃん(大阪っぽい)×1、にーちゃん(刺青仕様)×1、ガキ(田舎風味)×1という、不思議な組み合わせのグループがいまして。
えっ!?集団お見合い???
それにしては、女性×1しかいないけど???
とか、睡眠不足の寝ぼけた頭で考えてたんですよ。
で、ちょっと疑問に思いながらも、とにかく眠いですから。
自分の部屋のカギを開けて、部屋に入ろうとするじゃないですか。
で、カギを開けようとした瞬間ですよ。
大阪っぽいおばちゃんの攻撃!!
「あ、この人隣りの人やんか!!ちょ、ちょ、ちょっと!おにーさん!!」


ちなみに、このとき時刻は日付も変わってまして、0時過ぎ。
それだけでも十分異常な自体だったんですけど。
とりあえず、話し掛けられてしまったものは仕方ありません。
どれだけ疲れてても、ジェントルメンなSIGとしましては、ジェントルメンな対応をするしかないじゃないですか。
もうそこは、どうしました?マドモアゼル???って感じで事情を聞きましたよ。
まぁ、大方予想はついてたんですが、どうやらこのグループは、隣りの住人の家族で、何か数日前から連絡がつかない。
会社も無断欠勤してるらしくて、実家に連絡が来て、心配になって来てみたと。
ところが、このアパート、大家がカタギじゃない(っぽい)ので、大家が1階に住んでるのに、スペアキー持ってないんですよ。
管理会社も持ってなくて、まぁおかげで自分の部屋のカギは他人が持ってないんですけど、何かあったときに困るじゃないですか。
以前、カギを無くしたときも、カギ屋さん呼んで、開けてもらいましたからね。
ピッキング対策のカギなんで、カギ屋さんも開けるのにめちゃくちゃ苦労してましたが。
話がそれましたが。
それで、部屋の中にはいると思われる(つまり、他の心当たりは全部探した)けど、応答が無い。
ということで、ベランダから窓に回って、中の人に呼びかけたいから、うちのベランダから回らせてもらえないかというお願いをされたわけですよ。
正直、ウサン臭いとも思ったんですが、大家さんも(カタギでは無いとはいえ)いたし、ちっさいガキを連れてるしということで、一応信用して、うちに刺青仕様のにーちゃんを入れ、にーちゃんがベランダを伝って、隣りの部屋へと入り込んだわけですよ。
で、送り出した以上はすることもなく、SIGは昨日の徹夜踊りの友達に電話をしながら、寝る準備をしたりしてたんですよ。
ほら、やっぱり不安だったし。
変なにーちゃんは、隣りで窓をドンドン叩きながら、喚いてるし。
真夜中なのに。
しかも、一向に中の人は、入れて反応してくれないらしく、窓を叩くにーちゃんは、ますますエスカレートして、ドンドンだった音が、ドシンドシンに変わるくらいのエスカレートっぷり。
まぁ、エスカレートもするでしょうね。
だって、刺青にーちゃんの退路である、うちのベランダ、SIGがカギ閉めちゃったもん(笑)
いや、戻ってきたら、開けるつもりだったんだけどさ。
それでも、やっぱり不安にもなるじゃないですか。
で、電話をしながら、実況中継をしてたんですよ。
何か、音は電話の向こうにも聞こえたらしく、そのすさまじさは友人も知るところになったんですが。
「お前は事情を知ってるから良いけど、これ、他の住人が警察に通報したりするんじゃない?」
という電話の向こうの友人の心配が的中したのか何なのか。
何か、遠くから救急車とか、消防車のサイレンが聞こえて来たんですけど。
・・・えーっと、まさか本当に通報した人がいたとか?
い、いやいや、あれはうちのアパートに向かってるんじゃないんだよ。
きっと、近所で火事とか、事故とかあったんだよ。
ほら、救急車が窓の外を走ってる。
うん、何か路地を曲がって、うちのアパートの方に入ってきてるね。
・・・やっぱり、うちのアパートですか。。。
というわけで、数分のうちに救急車×1台、消防車×3台(はしご車含む)という、大フィーバーっぷりですよ。
アパートのベランダから下を眺めながら、電話の向こうの友人に実況中継。
明らかに、テンションが上がりまくってた。
電話の向こうから、
「お前、これネタになると思ってるだろ?」
という鋭い指摘を受けましたよ。
まぁ、そりゃ思うよね?(笑)
だって、こんな大騒ぎ、年に1度も無いじゃない。
しかも、野次馬としては最高の、隣りの部屋なんていう、S席、アリーナですよ!
もうね、本当に失礼ながらも。
何かワクワクしながら、下とか眺めてた。
うちのアパートを見下ろせる橋が、近くにあるんですけど。
通行人の方々とか、近所の方々で、人だかりが出来てるの。
それを遠めに見下ろしながら。
ちょっとした優越感。
うん、かなり不謹慎だったと思う。
まぁ、これが本気で、めちゃくちゃ不謹慎だったということに、後々気づかされ、しかもその罰なのか何なのか、ちゃんとしっぺ返しも喰らうんですが・・・!

そうそう、これがあったんだった・・・。
詳しく書いてしまうと、翌日のネタバレになりますので、ここでは割愛。
2007年09月06日 18:19 追記

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