お盆の間に、日記その他もろもろの更新が全て止まってました。
せっかく遊びにきてくださった方々には、大変失礼なことをしてしまいました。
すいません!!
前もって、ちゃんと予告しておかなきゃいけなかったんですが。
まさか、更新意欲がいきなりゼロになるとは、自分でも予想外で。。。
と、言い訳から始まってしまいましたが。
久しぶりにお盆の間の日記を書いてみましたが、前どんなテンションで書いてたのか、全然思い出せません!!
しばらく、文章が安定しないと思われますが、ちょうど内容が内容だったので、ある意味それもOKだと思われます。
まぁ、その辺もうちのサイトの持ち味と開き直ってますので、せせら笑ってお付き合いください。
というわけで、続き!
まぁ、救急車が来たり、消防車が来たりしてたのを、上から眺めて、
「おぉ!すげー騒ぎになってきやがったぜぃ」
と、台風が来た時の子供みたいにワクワクしながら見てたんですが。
どうやら、刺青仕様のにーちゃんを不審者として通報した!っていう雰囲気じゃなく。
隣人のご家族グループが、全く反応を示さない自分の家族に対して、ブチギレたのか、心配したのか、通報してしまったご様子。
なぜ、消防車まで呼んだのかは、わかりませんが、多分レスキューを呼びたかったんじゃなかろうか???
その割には、バッチリと火を消すぜぃ!っていういでたちの方々が、総勢30人ほど来てましたが。
うん、ほんとに小パニックっていうくらい、人でごった返してました。
で、消防の方々がどんどんと、うちの階まで上がってきまして。
SIGの部屋の2つ隣り、つまり問題のお隣りの部屋の、さらに向こう側の部屋のベランダを乗り越え、問題の部屋に到達する消防隊員。
刺青仕様のにーちゃんは、どうやらスパークしすぎたようで、隣りの部屋の網戸が外れまくってて、慌てて網戸を抱えながら、
「中から返事が無いんです。無いんです。」
と、“無いんです”を繰り返してました。
外見とは似合わず、丁寧な敬語を使ってるあたり、実は内面はマジメな子なんじゃなかろうか???
そんなことを考えてると、消防隊は即座に、
「窓ガラスを割って進入します!」
と、無線でどこかに連絡。
あっという間に、ドンッ!ドンッ!と音が響き、あっさり割れる隣りの部屋の窓ガラス。
そして、突入する消防隊員×5名前後。
この時点で、隣りの部屋をベランダから覗き込んだりするのも良かったのかもしれませんが、さすがに不謹慎だなーって思ったわけですよ。
コトが大事になってますし、最初は、引きこもりになっちゃった隣りの住民を心配してきた家族、そんな家族に合わせる顔も無く、息を潜める隣人っていう展開を想像して、それがこんな大騒ぎになっちゃうなんて!っていう、笑い話を想定してたんですが。
実際は、消防隊員がたくさん来たり、救急隊員まで出てくる始末。
実は、隣人は病気か何かの発作があって、身動きが取れない状態!!とか、いろいろ考えるじゃないですか。
大体、隣人が男なのか女なのかも知らないですから、勝手に覗きこむのは、プライバシー侵害以上に、非常によろしくない。
そう思って、ベランダからのアプローチはあきらめ、今度は反対側の玄関に回りこみました。
ちなみに、このときも、電話はしっぱなし。
電話の向こうの友人には、実況中継を続けてました。
玄関側に回って、玄関を明けてみると、さらに驚き!
何か、廊下とか階段とか、エレベータとか、いたるところに、消防隊や救急隊の方々が!!
もう、ほんとに朝の通勤ラッシュか!?っていうくらいにごった返しておりました。
えぇ!?
大事件なのですか???
そうすると、どうやら突入したとおぼしき隊員が出てきて、無線に一言、
「中の住民は死亡している様子。えー、死後数日が経過の模様・・・」
・・・・はい?
何か、イマイチ自体が飲み込めないまま、その後は消防隊も救急隊も、あっさり帰り、入れ替わりに警察の方々が大挙してやってきました。
何か、引継ぎみたいなことをしたり、現場の見取り図がどうとかこうとか、無線がどうとかこうとかと、ベテランの警官らしき人が、新米らしき人を怒鳴ったりしながら、現場検証をはじめてましたよ。
え?え?え???
と、事態が飲み込めないまま、玄関を半開きにして、呆然としてるSIGに、さきほど怒鳴ってたベテラン警官のシゲさん(仮名)が、話し掛けてきました。
うん、不審者だからね。
職務質問された。。。
っていう冗談は、明らかに不謹慎で、事情聴取で、いろいろ聞かれました。
ちなみに、聞かれてる最中も、電話はつなげたまま(^^;
シゲさん「ここ数日変わったことなど、気づきませんでしたか?」
SIG「いやぁ、特には。。。あ、2日くらい前から、朝目覚ましがなりっぱなしでしたよ。」
シゲさん「2日前というと、○日ですね?朝何時頃でしたか?」
SIG「うーん、7時くらいからですかね?1時間以上鳴りっぱなしだったと思いますよ。だから出かけてるのかなぁ?くらいに思ってたんですが。」
シゲさん「そうですかぁ。」
SIG「あ、あのぉ、隣りの方、亡くなってるんですか?」
シゲさん「ん?えぇ、亡くなってますね。(アッサリ)」
SIG「えっと、事件とかなんですかね???」
シゲさん「んー、今のところ、施錠状態から判断すれば、事件性は低いですが、これから遺体を調べてみないと、何ともいえないですねぇ。」
SIG「な、何日くらい前から亡くなってるんですかね???」
シゲさん「うーん、夏場でしょ?それにエアコンもかかってないですからねぇ。正確な日にちは調べてみないとわからないけど、大体2日から1週間くらいってところだと思いますよ。」
(うわぁ、具体的すぎ・・・)
SIG「そ、そうですかぁ。何か家族の人が、うちの部屋からベランダを乗り越えて隣りの部屋に行ったんで、何かあったのかな?とは思ったんですけど。」
シゲさん「おぉ、そうなんですかぁ。それはご協力ありがとうございます。」
SIG「いえいえ。(てか、何の協力だよ???)」
という感じで、どっちが質問してるのかわかんない職務質問事情聴取でしたけど、
えーっと、徹夜踊りに行く日くらいから、隣人はお亡くなりになっていた可能性が高いわけで・・・。
軽くパニクりながら、部屋に戻ると、電話の向こうから友人の声が。
あ、携帯つなぎっぱなし、しかも耳に当てっぱなしで事情聴取されてた(笑)
というわけで、電話の向こうにも話をしようと思ったら、
「全部聞こえてた」
とのこと。
ちなみに、この友人は、先日の日記にも書きましたが、一緒に徹夜踊りに行った仲間で、さらにその後、一緒に部屋でドラマの上映会もしております。
・・・。
・・・・・。
あまり想像したくないんだけどさ。
うちらが、部屋でドラマの上映会やってて、コレはありえないとか、男だったらヤっちまえ!とか、いろいろ言いながら、ワイワイ騒いでる頃。
お隣りには、隣人が。。。
お亡くなりになった状態で。。。
えーっと、お部屋はエアコンもかかってなK・・・(以下自粛というか、強制終了)
まぁ、SIG以上に、友人がプチパニック。
えっとさぁ、君はもう自宅に帰ってるじゃん。
あのさぁ、僕は、これから薄壁一枚こっち側で、眠るんだよね。
ほら、疲れてて眠いしさ。
もう、フランダースの犬のネロのごとく、「なんだか僕、眠いんだぁ。。。」とか言って、天使のお迎えを待つばかりってな状況だったわけですよ。
今、「ネロ」って入力したら、「寝ろ」って出たけど、至極もっとも。
まぁ、実際には天使は隣人をおM・・・(やっぱり強制終了)
というわけで、薄壁一枚向こうでは、どうやら到着した刑事さんなどなどが、数名で部屋の中をいろいろ調べてるようで、ワイワイガヤガヤと、真夜中にも関わらずうるさかったんですが。
疲労がピークだったおかげで、ほとんど自分の意識も強制終了。
布団に横になって、数秒後には寝てたと思う。
というようなことがあったわけですよ。
お盆最終日に。
もう、ほんとに、事件ですよ。
軽く、ネタになるなーくらいに考えてた前半戦の自分を殴ってやりたい。
まぁ、全然軽いネタじゃなくても、こうして書いてる自分もどうかと思いますが。
いや、ギャグにしてるつもりもなければ、本人、真剣にコトの重大さを受け止めております。
一応、最後にまじめになってみますが。
隣りの方の死因などなど、詳しい話は全然わかりませんが。
やっぱりね、怖いなって思ったんですよ。
だって、隣人が亡くなってることに、一切気づかなかったんですよ?
ほんと、薄壁一枚で隔たれてただけなのに。
ということは、逆に自分がもし、何か突発的なトラブルで、死にそうな状態になった時。
これは誰にも気づいてもらえないし、死んじゃったとしても、しばらくは誰にも発見されない可能性が高いわけで。
近所づきあいが無いアパート暮らしが、今さらながらに、怖く、寂しいものだっていうのに気づかされました。
そもそも、亡くなった隣人、いつ引っ越してきたのかも、全然知りませんでした。
反対側の隣人は、引っ越しの挨拶なるものに来られたので、一応顔も知ってますし、エレベータでも挨拶くらいはしますが。
亡くなられた隣人は、気が付いたら前の方が出て行った後で、気が付いたら新しい人が入ってたっていう状態だったので。
それも、また寂しい話ですよね。。。
まぁ、怖い話と高いところが大の苦手なSIGとしては、それ以上に、精神的に追い詰められてる面も多々あったりしますが。
携帯で話してた友人が、
「もう、二度とお前の家には行かない。」
と、宣言してくれたことで、さらに泣きそうになりました。
2004年のお盆は、こんな感じ。
そう、そうなのです。
ちなみに、今現在、お隣には隣人さんが生活されています。
2年近く空家になってましたが、どうやらついに住人が入ったようですね。
夜中に叫んだりする隣人さんで、一度もごあいさつしたことはありませんが・・・(^^;
(注:ちゃんとこの世の人間ですよ。隣人さんは)
2007年09月06日 18:25 追記