仕事終ってから、飲みに行ったんですが、これがもう、楽しくて。
1件目でご飯を食べながら飲んで、そのまま2件目へ突入し。
気が付いたら、日付もとっくに変わっておりまして。
さらに、その後も熱く語らい、夜もふけて行き・・・。
えーっと、ねとらじやるかも!?とか言っておきながら、全然できませんでした。
帰ってきたら、朝だったし(^^;
ほんとにね。
ねーさん、惚れましたよっ!!
どこまでもついて行きます!てか、ついてこい!!(笑)
というわけで、昨日の続きっ!!
えーっと、トンネルの中に進んで行ったわけです。
車1台分くらいの幅しかありません。
そして、まっすぐ。
だから、対向車が万が一来ても、すぐにわかるんだけど。
とにかく怖いから、ゆっくりゆっくり車を進めて行きます。
もうね、中はアレですよ。
予想通りというか、予想以上というか。
非常に恐ろしい雰囲気全開でして。
ライトが当たってるところ以外は、ほぼ視界ゼロ。
ほんと、悪夢にでも出てきそうな景色だったんですよ。
後ろに乗ってるヤンキー姉さん×2は、壁の汚れが顔に見えた!とか、何かが動いた気がする!!と、キャーキャー騒ぎ・・・というか、大喜び。
助手席の下僕2号は、もう目がイッちゃってました。
それを傍目で見つつ、
(いいなー、コイツらは。怖いことがあっても、目をつぶるとか、現実逃避が出来るもんなー。運転手はそんなんできないし。。。)
とか、真剣にビビリながらも、ゆっくりゆっくり、車を進めて行ったんですよ。
でね、トンネルも半分くらいに差し掛かったところです。
まぁ、半分って言っても、別に目印とかあるわけじゃないんで、大体の勘で、半分来たか来ないかくらいのあたりで。
急にエンジンが止まっちゃったんですよ。。。
いや、冗談とかじゃなくて。
いきなり、エンジンの回転数を示すメーターがゼロに。
アクセル踏んでもウンともスンとも言わない。
エンジンが止まっても、バッテリーがある以上、ライトも点いてますし、カーステレオも流れっぱなし。
それまでの惰性があったこともあって、車は相変わらずゆっくりゆっくり進んでいたんですが。
SIGは大パニックですよ!!
もう、ハンドル持ったまま、固まりましたからね。
手にはすっごい汗かくし、背中もイヤ?な汗がダラダラです。
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!
とにかくパニック。
もう、発狂の寸前ってところで。
ゆっくりゆっくり進んでた車が、自然とエンジン再始動。
完全に止まってたはずのエンジンが、急遽息を吹き返したんですよ。
うわー!!と思って、そこからはスピードアップですよ。
まぁ、スピードアップとはいえ、やっぱりそこは狭いトンネル。
限界もあるんで、せいぜい時速20キロちょっとくらいだったと思いますが。
で、何とかトンネルも脱出。
そのまま折り返そうとか言ってる、後ろの席のバカ×2の言うことは完全に無視して、そのまま下山しましたよ。
「怖いことなんて無かったねー」
とか、口々に言ってるヤンキー&下僕2号に。
「あ、あのさ、トンネルん中で、え、え、え、エンジン勝手に止まった!!」
と、もう、噛みまくりのセリフを真っ青な顔しながら告げるSIG。
現象そのものは、大した事ないのかもしれませんが。
あのね、心霊体験っていうのを、物理的な影響で(目に見えるとか、音が聞こえるなどなど)感じるって、本気で怖いって!!
そう思って、必死に恐怖を告げるSIGに。
「はいはい。どうせ冗談でしょ?」
と、全然取り合ってくれないメンバーたち。
このとき、二度とコイツらと心霊スポットなんかに行くもんかっ!!と固くココロに誓いましたよ。
せっかく買った、この大事な車を、こんな怖い目につき合わせてたまるものか!と。
というわけで、この車で二度と、心霊スポットに行くことはなくなりました。
メンバーも、二度と誘おうとしなくなりましたし。
まぁ、誘いたくても誘えなかっただけなんだけどさ。
だって、この後、1ヵ月後くらいに。
夜中にその車で走ってたら、何もないところで、突如大スピン。
中央分離帯に激突して、車は横転。
もちろん全損。
奇跡的に、SIGは軽傷で助かったけど、事故現場を見た警官は、運転手は死んでるって思ったみたいだし。
というわけで、この季節(もうちょっと遅いけど)。
軽々しく、心霊スポットだ?とか、肝試しだ?と言ってる方々。
コレは、単なる偶然かもしれないですし、心霊現象とは一切関係ないかもしれませんが。
後々、痛い目を見るかもしれないですよ?(^^;
というわけで、背筋の寒くなるようなお話でした。
これが誇張とかじゃなく、ほぼ実話。
もう10年近く前の話なのですが。
今でもやっぱり怖くて運転は気をつけています。
みなさんも、くれぐれも遊びで心霊スポットへ行くようなことは無きようお気をつけください。
2007年09月25日 17:05 追記